【薄い財布】レビュー|厚さ3ミリ!イントロダクションの極薄長財布

平置きした長財布と箱

私はキャッシュレス決済派ですが、万が一に備えて現金も少し持ち歩くようにしています。

荷物は極力減らしたいのでミニ財布などいろいろ試してはみたものの、使い勝手がイマイチで断念。

試行錯誤する中でついに出合えたのが、イントロダクション極薄マチ長財布 ポケットウォレットLです!

長財布の大きさもカバーするほどの圧倒的な薄さと軽さに、すっかりハマってしまいました。

ニーズさえ満たせば、プレゼントにも喜ばれること間違いなしのオススメアイテムです。

そこでこの記事では

  • 購入までの経緯・オススメの人
  • 極薄マチ長財布 ポケットウォレットLのレビュー(メリット・デメリット)
  • キャッシュレス時代の財布の選び方

について解説します。

「キャッシュレス派の人は財布をどうしてるの?」

「なるべくスリムで使いやすい財布がほしい」

と考えている人はぜひ読んでみてくださいね。

さやか

写真も多く載せているので、併せて参考にしてください。

目次

購入までの経緯・オススメの人

ステップアップを表した木製階段と、クエスチョンマーク・電球のイラスト

ここ数年の財布遍歴

私は直近の5、6年間で、代用の「財布もどき」も含めさまざまなタイプの財布を試しました。

使用した財布(代用含む)
  • ブランドものの長財布
  • パスケース兼ミニ財布
  • L字ファスナーミニ財布
  • ミニ財布+小銭入れ(2個持ち)
  • 洋封筒(代用)
  • イントロダクション 極薄マチ長財布 ポケットウォレットL

以前は厚さ2.5センチほどの一般的な長財布を使っていた私。

好きなブランドだったので気に入ってはいましたが、小さめのバッグだと場所を取り、小銭が多いとずっしり重くなるのがネックでした。

そのためパスケースも兼ねたミニ財布を購入し、クレジットカードと紙幣2、3枚を入れて持ち歩くように。

たいていの支払いは問題ありませんでしたが、ときどきキャッシュレス決済ができない場面に遭遇し「足りないかも!?」と焦ることがありました。

まだ現金しか使えない店舗や病院も結構ありますよね。

「やっぱりある程度の現金は必要だけど、もう分厚い財布はイヤだな……」

と再び財布探しを始めました。

次に購入したのは、ファスナーがL字型になっている手のひらサイズのミニ財布です。

ワンアクションでカード・紙幣・小銭にアクセスできるのは便利でしたが、各スペースが狭いため出し入れしにくいデメリットが。

新たに小銭入れを購入し財布2個持ちにもトライしてみましたが、支払い時にもたついてしまい、使いにくいのなんの……。

なかなかベストな財布を見つけられず、一時は洋封筒に紙幣や小銭を入れて持ち歩く始末でした。

実はこれが意外にも使いやすかった(!)のですが、さすがに恥ずかしくて人前では出せず、バッグに入れたまま出し入れするしかありませんでした。

洋封筒をヒントにようやくネットショップで見つけたのが、イントロダクションの極薄マチ長財布です。

実店舗が近場になく、ネットの写真やクチコミが頼りでしばらく悩みましたが、思い切って購入。

実際に使ってみて、かゆいところに手が届く機能性の高さのトリコになりました!

こんな人にオススメ

極薄マチ長財布は、次のような財布がほしい人にオススメです。

求める財布の条件
  • 薄い(マチがない)
  • 軽い
  • カード・紙幣・小銭がムリなく入る
  • 紙幣は折らない
  • 外側にレシートやカードをすぐにしまえるポケットがある
  • 飽きのこないデザイン

私が最後まで迷ったのが、長財布にするかどうかでした。

長財布はどんなに薄くてもポケットからはみ出ますし、入れるバッグによっては窮屈になりかねません。

ただミニ財布は紙幣の出し入れが不便だったので、薄くて軽いことを条件に長財布を選ぶことにしました。

カード数枚や小銭が余裕で入るのはもちろん、レシートをサッとしまえて、頻繁に使うカードをカンタンに出し入れできるポケットがあることも必須条件でした。

レシートはミニ財布だと何度か折らないと入らず、すぐにパンパンにふくらんでストレスを感じていたからです。

ところが外側にポケットが付いている長財布は少なく、選択肢が絞られました。

デザイン性も含めて条件をクリアしたのが、イントロダクションの長財布だったわけです。

さやか

スリムだけど収納力がある長財布を求めている人にピッタリですよ。

極薄マチ長財布 ポケットウォレットLのレビュー

メリット①薄い・軽い

最大のメリットは、圧倒的な薄さと軽さです。

上から見た長財布の厚さ
サイズ・重さ

サイズ:横幅約19センチ×高さ約9.5センチ×奥行約3ミリ

重さ:約60グラム

厚みが約3ミリしかない財布はなかなかありません。

本体は約60グラムで、だいたいMサイズの卵1個、6枚切りの食パン1枚くらいの重さです。

ほかの財布にはない薄さと軽さは、デザインも含めて洋封筒に限りなく近いといえます。

メリット②ひととおり入る

驚くほどの薄さと軽さを実現しながら、カード・紙幣・小銭・レシートなどがムリなく入ります

長財布に入れた紙幣3枚とカード6枚
長財布のフリーポケットに入れたレシート数枚
長財布の小銭入れを開いた様子と小銭数枚
機能
  • カード入れ×6
  • フリーポケット×2
  • 小銭入れ×1

キャッシュレス派なら、カードは6枚入れば十分でしょう。

もし足りなくても、ほかにも入れるスペースがあるので安心です。

フリーポケットは2カ所で、私はフラップ(フタ)のあるほうに紙幣を、背面のポケットにレシートなどを入れています。

小銭入れは片側にマチがあって出し入れしやすく、かなり入りますよ。

カード6枚、紙幣10枚、小銭20枚を収納しても、1センチほど厚みが増す程度です。

紙幣10枚と小銭20枚とカード6枚
長財布の厚みのビフォーアフター

実際はもっと少なく入れているので、厚みや重みはほとんど感じません。

公式動画によると紙幣は50枚まで入るそうですが、薄さと軽さを追求するならカードや小銭も含め入れすぎないほうがベターです。

メリット③外側のフリーポケットが便利

購入の決め手となったのが、外側にあるフリーポケットの存在です。

大きいので長いレシートでも入れやすく、カードは縦に入れれば出し入れがラクでかなり重宝しています。

長財布のフリーポケットに入れたカード3枚

もちろん紙幣も入れられますし、深さがあるため通帳やパスポートも入ります

旅行用の財布としても使えますね。

通帳・パスポートは5、6ミリ見えますが、本体からはみ出ないので収まりはいいですよ。

長財布のフリーポケットに入れたパスポート

スマホも入りますが、小銭が入っていると出し入れしにくく、厚みのせいで革が伸びてしまう可能性も

長財布のフリーポケットに入れたスマートフォン

一時的に入れる程度か、最初からスマホの収納場所として使うなら問題ないでしょう。

なお通帳・パスポート・スマホはいずれも、もうひとつのフラップ付きのフリーポケットにももちろん収納できます。

いろいろな使い方ができる汎用性の高さもこの財布の魅力です。

メリット④柔らかい

扱いやすさのヒミツは、柔らかさにもあります。

柔らかく曲がる長財布

すべて国産の本革を使用し、職人が手作業で作っているそうです。

柔らかいのでどの部分も大きく開き、カンタンに出し入れできます。

持ったときも手になじみやすいですよ。

プラスチック製のカードや通帳など中身によってはある程度しっかりした形状を保てますが、硬くてハリのある革を好む人には不向きといえます。

メリット⑤フラップ(フタ)が仕切りになる

もうひとつのフリーポケットにはフラップ(フタ)が付いていますが、スナップがないためカンタンに開閉できます

長財布のフラップを開けた様子

私は安心感からもっぱらフラップをかぶせていますが、状況に応じて違う使い方をすることも。

フラップは両サイドのカーブのおかげで中に入れ込むことができ、フタから仕切りに変わるスグレモノです。

長財布の仕切りにしたフラップ

仕切りがあれば、紙幣を種類別に分けたり通帳を奥に入れたりすることもできます

カード入れは表から見えるようになるので、複数のカードを頻繁に使う場合は出し入れしやすくなりますよ。

長財布のカード入れとカード6枚

入れているカードや紙幣をすぐに確認できる点でも便利です。

メリット⑥小銭入れが大きく開く

小銭入れは片マチ仕様で大きく開き、奥まで見渡せます

長財布の小銭入れのマチ部分

マチの上部は最大で4センチ以上も開きます。

横幅があるため、小銭が自然と1列に並んで探しやすいのもメリットですよ。

またファスナー部分の使いやすさもポイントです。

長財布のファスナー部分とロゴ

以前使っていたミニ財布は、引手が小さくつかみにくい、滑りが悪い、などファスナー部分に難が多くみられました。

この財布はファスナーの引手(持ち手)が小さすぎず大きすぎない絶妙なサイズ感でつかみやすく、開閉時の滑りもスムーズです。

メリット⑦裏地が汚れにくい素材

裏地には光沢感のあるシャンタン生地が使われ、滑りが良いので出し入れがラクです。

長財布の裏地

サラッとした滑らかな手ざわりで摩擦に強く、汚れが付きにくいのも特徴。

使い始めて3年近くたちますが、紙幣や小銭による汚れや毛羽立ちが一切なく、購入時と変わりありません

上品で落ち着いた色合いも気に入っています。

メリット⑧商品のバリエーションが豊富

私が購入したのは別注カラー(山羊革)の商品ですが、オリジナルも素材・カラーの種類が豊富です(別注品は販売終了)。

ラインアップ
  • 牛革×9色(うち4色は完売)
  • 山羊革×メタリック3色
  • 経年変化する牛革×3色(商品名「デリック」)
  • 羊革×柄アリ2色

①は牛革のベーシックなタイプで、色鮮やかなカラー展開が特徴です。

②は華やかなメタリックカラーが目を引き、女性に人気があります。

③は①と同じく牛革ですが、深い色味で革のエイジングが楽しめることから、革好きの人にオススメですよ。

④は黒と赤を基調とした柄アリのタイプで、ウェブ限定商品となっています。

①と②はカラーによって引手の形が異なり、球体が連なった玉形タイプもあります。

ちなみにポケットウォレットシリーズはLのほかMとミニもあるので、好みのものがきっと見つかるはずです。

メリット⑨お手頃価格

2024年7月現在、価格は次の3種類です。

価格
  • 牛革のベーシックなタイプ → 税込15,400円
  • メタリックカラー&経年変化する牛革(「デリック」) → 税込17,600円
  • 羊革の柄アリタイプ → 税込19,800円

安いか高いか感じ方は人それぞれでしょうが、機能性を考えると手ごろな価格といえるでしょう。

使いやすさ・劣化の少なさから、コスパはかなり良いと感じています。

さやか

メリットが多く、やみつきになる使い心地です。

デメリット❶フラップからカードがチラ見えする

フラップをかぶせてもカードの端が少し見えてしまうのが、最初はちょっと気になりました。

長財布のフラップから少しはみ出しているカードの端

フラップはこの形だからこそ内側に差し込んで仕切りにできるので、致し方ないのですが……。

最上段は見えないので、大事なカードはなるべくそこへ入れるようにしています。

デメリット❷本革なので個体差がある

この財布に限りませんが、本革なので多少のキズや色ムラなどがあります

長財布のキズと色ムラ

少しわかりにくいかもしれませんが、左側の黒い点に見えるのは小さなキズで、右側の大きく囲んだ部分は少し黒ずんでいます(購入時から)。

ただ本革である以上はひとつとして同じものはなく、それも革ならではの個性といえるでしょう。

デメリット❸実店舗は1店のみ

実店舗は兵庫県にある直営店1店のみで、基本的にネット購入となります。

ただ関西方面ではときどき百貨店でのポップアップ出店があるので、もし近ければ手に取る機会がありますよ。

私はとても行ける距離ではないので、ひたすらネットでリサーチして購入しました。

さやか

1店舗しかないのは残念ですが、物自体のデメリットはほんのわずかです。

キャッシュレス時代の財布の選び方

現金・スマホ・カード決済を示す木製ブロック3つ

譲れないポイントを明確にする

カンペキな商品はなかなかないので、「これだけは譲れない」というポイント・条件をはっきりさせておくと探しやすくなります。

譲れないポイントの例
  • 薄い
  • 小さい
  • 軽い
  • カードがたくさん入る
  • 紙幣を折る必要がない
  • 小銭入れが大きい
  • フリーポケットがある

ひとつだけだとかえって商品を絞れなくなるので、2つか3つくらいがいいでしょう。

私の場合は「薄い」「紙幣を折る必要がない」「フリーポケットがある」点に絞って探しました。

ミニ財布の中にも紙幣を折らずに収納できるタイプがありますが、友人の三つ折り財布を実際に見せてもらった結果、選択肢からはずしました。

三つ折り財布は、紙幣に折りグセがついて丸まってしまい、小銭を入れるとかなり厚みが増すことがわかったためです。

またレシートはすぐにかさばりますよね。

ミニ財布は小さすぎて収まりが悪かったので、私にとってフリーポケットの存在は重要でした。

ライフスタイルに合わせる

支払い方法や持ち物など、ライフスタイルに合う財布を選ぶことも大切です。

ライフスタイル×財布の例
  • カードがメイン・ときどき現金 → カードが取り出しやすいスリム財布・ミニ財布
  • 小銭もある程度持ち歩きたい → 小銭入れの容量が大きく、出し入れしやすい形状のもの
  • ポケットやミニバッグに入れたい → ミニ財布

誰かにプレゼントする場合も、ライフスタイルに合わせることが重要です。

私は以前、下記の条件を満たす財布を母に贈りました。

例:私の母の場合
  • 現金派だがミニバッグをメインに使っている → ミニ財布
  • 見えにくい・手元が狂いがち → 大きく開きこぼれにくいボックス型の小銭入れが付いている
  • 診察券・保険証をよく使う → 出し入れしやすいようカード入れが外側にある
  • 大きめのバッグに入れたときは行方不明になりがち → 視認性の高い明るい色

コンパクトさを優先したため紙幣は半分に折る必要がありますが、そこは気にならないようで愛用してくれています。

プレゼントするなら「相手の行動パターンに合うもの+好みの色・デザイン」を考慮して選びましょう。

ネットのクチコミ・フリマサイトを参考にする

私は実店舗でもネットショップでも購入場所に関係なく、ネットのクチコミは必ずチェックするようにしています。

悪いクチコミも、自分にとって許容範囲内か考えるのに役立ちます。

もしクチコミを読んでも判断できないときは、フリマサイトも参考になりますよ。

フリマサイトをチェックするメリット
  • プロではない写真ならではのリアルさ(色・質感など)
  • 出品者の商品説明が参考になる
  • 使用感がわかる

プロが撮った写真はどれも見映えしますが、色や質感がイマイチわからないこともありますよね。

フリマサイトは出品者が自ら撮った写真を掲載していることが多いので、商品のリアルな姿が把握できます

出品者による商品説明欄には、実際に使用した感想を載せている人もいて参考になりますよ。

新品のほか中古品も多いため、使用感や劣化の進み具合がわかるのもメリットです。

私はふだんも利用しているメルカリをメインにチェックしています。

さやか

「譲れない条件」「ライフスタイル」「クチコミ・フリマ」の合わせワザがポイントです。

まとめ:イントロダクションの極薄長財布はプレゼントにもオススメ

化粧箱に入っている長財布

結局のところ、実際に使ってみなければ財布の良し悪しはわかりませんが、自分に合えば暮らしがちょっと快適になり気分も上がります

イントロダクションの極薄マチ長財布 ポケットウォレットLは種類が豊富で年齢・性別を問わず、機能性の高さからキャッシュレス派にも現金派にも合うまれな財布です。

私は使い始めてから、支払いに伴うストレスが激減しました。

箱入りで無料の簡易ラッピングサービスもあるので、プレゼントにもオススメですよ。

選択肢のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。

さやか

丁寧な作りで長く使える、キャッシュレス時代の良き相棒になってくれるはずです。

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